2019/01/17 22:48

明けましたのでおめでとうございました。

そういえば鏡開き。放置してました。やらなきゃ。


さて本題。
特別重大発表、と題したくらいですから重大案件ですたぶん。
その内容とは!
CMのあとで!(やめなさい


材料の都合で製作を休止してました、

2019年1月19日(土)22:00から
コタツ線充電ケーブルの復活です!



復活までの道のり、長かったですねぇ。
電線の入手に困ってる、って話をとあるネットメディア様の記事に書いて頂いて。
(ツイッターでバズってからいくつかのメディア様に取り上げて頂いてましたので)
それをご覧になった、某電線メーカー様からご連絡頂いて「ウチで作れますよ」
そこからが長かった。

サンプルをお送りいただき、見積もりまでは頂いていたのですが、最大の問題は「赤い糸」。
そちらの会社では赤色の糸は使用することがなく、在庫を持っていない。
赤糸の取り寄せは出来るが、小ロットでは難しいとのこと。
製造に関して、技術的には問題ないそうです。

その頃からiPhoneケースやらコードリールが忙しくなりまして止まってましたね。

最近になって、コタツ線復活希望の声がチラホラ聞かれるようになって。
流石にやんなきゃな、ということで電線メーカー様に連絡取って聞いてみたんですよ。
「赤糸、どうですかね?」
「最小で20kgだそうです。製品(コード)換算で4000m分です。。。」

400mなら使い切れそうだけど、ゼロ一個多い。
4000mとか、消化に何年かかる?(汗)
チョット現実的ではない。

電線メーカーさんでは黒糸は常時在庫しているそうなので、黒地に白斑点でお願いしようかとも思ったんですが。それだったら100mから作ってくれるそう。
黒地に白斑点のコード。最近はこの色ばっかりですよね。黒一色とか。

が、いまは設備(編組機)がフル稼働で挟む余裕が無いので待って欲しい、とのことでした。
個人の依頼で小ロット。あまり無理を申すのも申し訳ないので、素直に落ち着くのを待ちます。


しかし、昭和40年代生まれにとってのコタツコードは赤である。
今通ってる整形外科の療法士さん(自称25歳)は「赤いコード見たことない」って言ってましたが。

単品の袋打ちコードは随分前に廃盤品。赤も黒も。似た形状の丸打ちコードも廃盤である。

割高だけど、市販品の「コタツコード」仕入れてバラして使うことにしました。
高い上に手間なのであまりやりたくはなかったが。仕方なす。

どうせなら赤コードがいいよなー。
で、調べて見たんですが、「コタツコード」でも赤いのはほとんどないね、今。
グレーか黒か。赤は市場在庫のみ、といった状況。

が、1社だけ赤いコタツコードやってました。

(朝日電器様Webカタログより)


いくつかの問題がありますが。
スイッチはモダンすぎて使えない。しかもランプ内蔵で電気的にもNG。パナソニック製に交換。コンセント側プラグも使えないのでパナソニック使う。器具側プラグは使える。コードが「袋打ち」ではなく「丸打ち」。

そのへんは妥協せざるを得ない。

長さが3mあるので、スイッチの根元でちょん切って更に半分こすれば2本取れますね。以前作ってたのが1.5mでしたので。

そんなこんなで、なんとかモノになりそうです。

あと、以前の製品からの変更点を列挙しておきます。
★コードは丸打ちコードが基本ですが、材料の入手の都合で袋打ちとなることがあります。


★器具側プラグの形状が2種類のうち、いずれかとなります。
指定はできませんのでご了承ください。


★スイッチと充電器側プラグは従来どおりパナソニック製となります。
以前用意していました白色は廃止します。黒のみとなります。
また、シンプルタイプとスリムタイプは廃止します。
器具側プラグ付きのリアルタイプのみとなります。

★気になる価格ですが、材料の仕入れが上がったのと手間が増えた割にはかなり頑張りました。
・iPhone用/Lightning仕様:4000円
・Android用/microUSB・Type-Cとも:3500円
いずれも送料込み。



コタツ線以外のモノもやっていきたいので、量産は難しいと思います。
が、可能な限り継続していきたいと思っています。